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高齢者バリアフリー

 日本は急速に高齢化が進み、厚生省の調査によると、2015年には65歳以上の高齢者が全人口の25.2%を締めると推定されます。このことは労働人口の構成や年金・医療保険・その他社会福祉制度の見直し問題など根本的に検討しなければならない時期だとおもわれます。

 また、医療技術の進歩や、衛生状態の向上など、一般社会の健康への関心も高まってきました。それらにより、寿命も大幅に伸び、先進国でも有数の長寿国になりました。街には昔と比べものに成らないほどの元気なお年寄りが多くみられます。

 しかし、高齢になると体の諸機能が衰えるのを避けることはできません。視力や聴力など低下し、動作の機敏さはなくなり、通路にほんのわずかな障害物にバランスを崩して、転倒したりします。このように、高齢者が住まいの中で移動するときに障害になるものをなくそうというのがバリアフリーの考え方です。

 家の中で一番起きやすい事故は、階段で足を踏み外したり、廊下と部屋の敷居につまずいて、捻挫や骨折をすることです。バリアフリーの考えを実際の住まいに組み入れるには、間仕切りで段差をなくし、部屋と部屋の間のドアは引き戸を使用したりして対応します。

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